山行日:2025年 4月27日(日) 天候:晴れ
参加者:IT(記)、NG(会員外)
行程:宿(7:00)→九谷ダム広場(駐車場)(8:00)→九谷ダム(8:30)→枯淵登山口(8:45)
   →前山(11:10)→富士写ヶ岳山頂(11:15~12:00)→大内谷川登山口(14:00)→宿(14:30)

石川県加賀市にある富士写ヶ岳に行って来た。
ここは、日本百名山の著者である深田久弥が初めて登った山であり、毎年この時期に深田久弥を偲ぶイベント、久弥祭が開催される。
今年は4月27日(日)に開催されるとのことから、第29回久弥祭への参加と富士写ヶ岳の山行を計画した。
5年ぶりの富士写ヶ岳は元会社の同僚との山行だが、小松在住時に所属していた山の会(小松ブルーベル)の1グループに同行した。
8時からの久弥祭のイベントに、地元の山岳会や労山(石川県)等の代表者挨拶後献酒が行われ、参加者全員が献花を行い、富士写ヶ岳をバックに参加者全員の写真を撮ってから、それぞれ富士写ヶ岳に向かってスタート。
九谷ダムを渡って枯淵登山口から急な階段を暫く登り、その後も急登が続くがイカリソウやイワカガミが目に入って来た。
暫く登りが続く中、期待していたシャクナゲも見え始め辛い登りの中で癒される。
頂上も近くなって来たが、登山道に残雪、暫く雪の上を歩き、自分のペースも遅くなりやっと頂上に辿り着いた。
雪の白山をバックに方位盤と写真撮影。
9年前、この方位盤の建設のための材料を運ぶ山行に参加し、レンガ1個と水2ℓのペットボトル1本を雨の中運んだのが富士写ヶ岳初登頂だったので、ここは思い入れのある山の一つとなった。
昼食をとり下山開始、自分たちの下山ルートは我谷登山口へ下りる計画だったが、大内谷川登山口へ下りるルートに変更した。
下り始めは緩やかで、シャクナゲも両サイドに咲き誇り、久しぶりに花の中の道中を楽しんでいたが、急坂の下りにふくらはぎが痙攣しそうになったので休みながら、どうにか大谷の登山口に下山出来た。
急登で体力(脚筋力)を使い過ぎたことが、下りでふくらはぎが痙攣しそうになったものと思われる。
5年前に比べ体力・筋力が大分落ちていることを思い知らされたが、怪我や事故も無く、新緑とシャクナゲに癒され、友人達と楽しく過ごせたことは、ここまで来た甲斐があった。